医院ブログ
院長が語る「信頼される歯科医療」のために|私が大切にしている5つの約束

「歯医者さんって、何を基準に選べばいいの?」
「治療の説明を受けたけれど、専門用語が多くてよくわからなかった」
「一度治したはずの歯が、またすぐに悪くなってしまった」
患者さまとお話ししていると、過去の歯科治療に対する不安や、不満とも取れる「諦め」のような感情に触れることがあります。
歯科医療は、どうしても患者さまからは「何をされているか見えにくい」ものです。だからこそ、私たち歯科医師が何よりも大切にしなければならないのは、「当たり前のことを、ごまかさずに、徹底して行うこと」だと考えています。
たまプラーザむろき歯科・矯正歯科、院長の室木です。
私が日々の診療で心がけているのは、決して派手な治療や最新の設備アピールではありません。
診断の正確さ、嘘のない説明、そして安全への配慮。これらを毎回、誰に対しても同じ精度で提供し続けることこそが、医療人としての誠実さだと信じています。
この記事では、当院がたまプラーザという地で皆様に信頼していただける医院であるために、具体的にどのような考えで診療にあたっているのか、その「5つのこだわり」を正直にお話しします。
目次
- 診断ファースト:「治療の質は、診断の質を超えない」
- 透明性のある説明:メリットもリスクも、包み隠さず共有する
- 「削りすぎない」低侵襲治療と、再発を防ぐ予防設計
- 治して終わりではない。術後の経過を「見える化」する
- チームで守る「安全・衛生」の当たり前
1. 診断ファースト:「治療の質は、診断の質を超えない」
どんなに優れた治療技術を持っていても、最初の「診断」が間違っていれば、全てが台無しになってしまいます。だからこそ私は、いきなり歯を削るようなことは絶対にしません。
診断は、単なる「検査」ではなく、患者さまの不調の原因を突き止めるための「プロセス」です。
- 徹底した問診: 「いつから痛いのか」「どんな時に痛むのか」だけでなく、お仕事の姿勢、ストレス、食生活など、生活背景まで詳しくうかがいます。
- 多角的な検査: レントゲンなどの画像診断はもちろん、噛み合わせのチェック、筋肉の触診、歯ぐきの検査などを行い、多角的に原因を探ります。必要であれば、三次元で骨や根の状態を確認できる「歯科用CT」を用います。
「とりあえず様子を見ましょう」ではなく、「なぜ痛いのか」「なぜ悪くなったのか」の仮説を立て、根拠を持って治療方針を決める。この「診断ファースト」の姿勢こそが、再発を防ぐ第一歩です。
2. 透明性のある説明:メリットもリスクも、包み隠さず共有する
医療において、「絶対に成功する」という保証は残念ながらありません。
だからこそ、私は患者さまに対して「良いこと」だけでなく、「不確実なこと」や「リスク」も含めて、すべて正直にお話しすることをルールにしています。
- 選択肢の提示: 保険診療と自費診療、それぞれのメリット・デメリット、費用、治療期間を公平にお伝えします。
- リスクの説明: 「この治療にはこういうリスクがあります」「やってみないと分からない部分はここです」と、事前に限界を共有します。
- 共同意思決定: 一方的に押し付けるのではなく、患者さまのライフスタイルや価値観に合わせて、一緒に治療計画を決定します。
「先生にお任せします」と言っていただけるのは光栄ですが、私は「患者さまご自身が納得して選んだ治療」であってほしいと願っています。
3. 「削りすぎない」低侵襲治療と、再発を防ぐ予防設計
一度削ってしまった歯は、二度と元には戻りません。
当院では、「MI(ミニマルインターベンション=最小襲侵)治療」の考えに基づき、健康な歯を可能な限り残す治療を心がけています。
- 初期虫歯の管理: すぐに削るのではなく、フッ素塗布やブラッシング指導で進行を止められる場合は、削らずに経過観察を行います。
- 精密な治療: 削る必要がある場合も、拡大鏡(ルーペ)などを使用して患部だけを精密に取り除き、健康な部分を傷つけないよう配慮します。
- メンテナンスしやすい設計: 詰め物や被せ物をする際は、単に穴を埋めるだけでなく、汚れが溜まりにくく、掃除がしやすい形に整えます。
治療は「ゴール」ではなく、そこから先の「予防のスタート」です。長く健康な状態を維持できるよう、将来を見据えた設計を行います。
4. 治して終わりではない。術後の経過を「見える化」する
「治療が終わったから、もう大丈夫」ではありません。治療後の経過をしっかりと追いかけ、良い状態が維持できているかを確認することが重要です。
当院では、その経過を「可視化(見える化)」することを重視しています。
- 定期的な画像記録: 治療前後のレントゲン写真や口腔内写真を比較し、骨の状態や歯ぐきの変化を客観的に評価します。
- 数値での管理: 歯周ポケットの深さや出血の有無などを数値化し、グラフなどで分かりやすく共有します。
感覚だけでなく、データに基づいて経過を見ることで、小さな異変に早期に気づくことができます。「何となく良くなった気がする」ではなく、「データで見ても良くなっている」という安心感を提供したいと考えています。
5. チームで守る「安全・衛生」の当たり前
医療機関として、清潔で安全な環境を提供することは「最低限の義務」であり、同時に「最大のサービス」でもあります。
当院では、院長だけでなくスタッフ全員が、この「当たり前」を高いレベルで維持するために取り組んでいます。
- 徹底した滅菌・消毒: 患者さまごとに使用する器具を交換・滅菌するのはもちろん、手袋やエプロンなどの使い捨て(ディスポーザブル)を徹底しています。
- 担当歯科衛生士制: 毎回同じ衛生士が担当することで、患者さまの口腔内の変化に気づきやすく、信頼関係に基づいたケアを提供します。
- チーム医療と連携: 院内での情報共有を密に行い、必要であれば専門医や医科との連携もスムーズに行います。
「自分が受けたい治療」「家族に受けさせたい治療」を基準に、妥協のない環境づくりを続けています。
院長からのメッセージ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
歯科医療に「魔法」はありません。
あるのは、確かな知識と技術に基づいた、地道で誠実な積み重ねだけです。
たまプラーザむろき歯科・矯正歯科は、派手な宣伝文句で患者さまを集めることよりも、「通ってよかった」「また来たい」と心から思っていただけるような、信頼関係を築くことを何よりも大切にしています。
もし、お口のことでお悩みでしたら、ぜひ一度当院へお越しください。
まずはじっくりとお話を聞かせていただくところから始めましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業
【略歴】
- ・北海道大学歯学部卒業
- ・恵愛歯科(東京都新宿区)勤務
- ・笠原歯科(東京日本橋蔵前本院)勤務
- ・笠原歯科人形町分院長
- ・むろき歯科医院開院
- ・医療法人社団 貴歯会設立 理事長就任
- ・分院 ふぁみりあ歯科開設
- ・北海道大学歯学部関東同窓会 広報理事
【所属団体】
- ・ITI インプラントAuthorization 取得
- ・ITI member
- ・ITIインプラントスペシャリスト認定
- ・日本口腔インプラント学会会員
- ・厚生労働省認可 社団法人日本歯科先端技術研究所会員
- ・同インプラント100 時間コース修了
- ・同インプラントフェロー認定
- ・インプラントスタディーグループ AOS 理事
- ・韓国KyungHee 大学
- ・Adavance surgery course 修了
- ・インビザライン Authorization取得
- ・アチーブメントテクノロジー
- ・スタンダードコース、ダイナミックコース、ダイナミックアドバンスコース、ピークパフォーマンスコース、ボースウィンマネージメント受講
- ・アシスタントプロスピーカー認定
たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
TEL:045-912-2633
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