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インプラントは痛い？手術中・術後の痛みと対策を徹底解説

インプラントは痛い？手術中・術後の痛みと対策を徹底解説

目次

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
インプラント治療を考えているけれど、「手術は痛いのでは？」と不安に思っている方は多いでしょう。
歯茎を切開し、顎の骨にインプラントを埋め込むため、痛みが強いと想像するのは自然なことです。
しかし、結論から言うと、手術中の痛みは局所麻酔によりほぼ感じません。
また、術後の痛みや腫れは個人差がありますが、適切なケアと鎮痛剤を使用すればコントロール可能です。
今回は、インプラントの痛みがどの程度なのか、術後に気をつけるべき点、痛みを軽減する方法について詳しく解説します。
不安を解消し、安心してインプラント治療を受けられるようにしましょう。

 

インプラント手術中の痛みはある？

局所麻酔で痛みはほぼゼロ

インプラント手術は局所麻酔を使用して行われるため、手術中の痛みはほとんど感じません。
局所麻酔は歯科治療でも一般的に使用されるもので、治療中は感覚がなくなるため、痛みの不安は軽減されます。
ただし、麻酔を打つ際のチクッとした痛みはありますが、表面麻酔を使用することでほぼ感じなくすることも可能です。
また、麻酔が効きにくい体質の方や、手術時間が長引いた場合には途中で麻酔が切れかかることもあります。
その場合、適宜追加で麻酔を投与することで痛みを抑えられます。

静脈内鎮静法を活用すればさらに痛みを軽減

痛みや手術への不安が強い方には、「静脈内鎮静法」がおすすめです。
これは点滴で鎮静剤を投与し、ウトウトと眠ったような状態で手術を受ける方法です。
意識はあるものの、恐怖心が和らぎ、痛みもほぼ感じないため、不安が強い方や長時間の手術を受ける方に適しています。
また、過去に歯科治療で極度の緊張を感じたことがある方にも有効です。
ただし、静脈内鎮静法を受ける場合は事前に医師と相談し、適用可能かどうかを確認することが大切です。

麻酔が切れた後の痛みは？

手術後に麻酔が切れると、切開した歯茎や削った骨の影響で痛みが出ることがあります。
しかし、通常は痛み止めを服用することで十分コントロール可能です。
特に、インプラントを1～2本埋め込む程度であれば、強い痛みを感じることは少なく、通常の抜歯後の痛みと同程度と言えます。
ただし、複数本のインプラントを埋め込む場合や骨造成を伴う手術では、より強い痛みが出る可能性があります。
この場合も、鎮痛薬を適切に使用することで痛みを最小限に抑えることができます。

 

インプラント手術後の痛み・腫れはどれくらい？

術後の痛みのピークと期間

インプラント手術後の痛みは、術後1～3日がピークです。
これは手術による炎症反応によるもので、時間の経過とともに軽減されます。
ほとんどの場合、術後1週間程度で痛みは落ち着き、食事や日常生活への影響も少なくなります。
痛みの程度には個人差がありますが、通常の抜歯後の痛みと同程度か、それよりやや軽いことが多いです。

術後の腫れが出やすいケース

インプラント手術後には、歯茎や頬の腫れが生じることがあります。
特に、以下のケースでは腫れが出やすい傾向にあります。

  • ・骨造成（GBRやソケットリフト、サイナスリフト）を伴う手術
  • ・複数本のインプラント埋入
  • ・もともと歯茎の炎症がある場合
  • ・体質や体調

通常、腫れのピークは術後2～3日目で、5日～1週間ほどで徐々に引いていきます。
腫れを最小限に抑えるためには、術後すぐに冷やすこと（アイシング）が有効です。

痛みが長引く場合の注意点

通常、術後の痛みは1週間以内に軽減します。
しかし、以下の症状がある場合は注意が必要です。

  • ・1週間以上強い痛みが続く
  • ・腫れや熱感が増す
  • ・インプラント周囲の歯茎が膿んでいる、出血が止まらない

このような場合、細菌感染やインプラント周囲炎のリスクが考えられるため、早めに歯科医院を受診しましょう。
また、術後の噛み合わせの問題やインプラントの位置が影響して痛みが続くこともあります。
痛みや違和感が長引く場合は、定期検診で医師に相談することが大切です。

 

インプラント手術の痛みを和らげる方法

手術前にできる対策

インプラント手術の痛みを最小限に抑えるためには、事前の準備が重要です。以下のポイントに気をつけましょう。

  • ・しっかりと睡眠をとる： 体調を整えることで、術後の回復がスムーズになる。
  • ・喫煙を控える： タバコは血流を悪くし、治癒を遅らせる要因になる。
  • ・痛み止めを事前に相談する： 痛みに弱い方は、鎮痛剤の種類や服用タイミングを医師と相談しておく。

術後の適切なケア

術後のケアを適切に行うことで、痛みや腫れを最小限に抑えることができます。

  • ・処方された鎮痛薬を指示通りに服用する。
  • ・術後24時間は患部を冷やし、血流を抑える（アイシング）。
  • ・硬い食べ物を避け、消化の良いものを食べる。
  • ・長時間の入浴や激しい運動は避ける（血行が良くなると痛みが増す可能性あり）。

生活習慣の見直しが回復を早める

喫煙や飲酒は血流を悪くし、術後の回復を遅らせる要因となるため、少なくとも1週間は控えることを推奨します。
また、刺激の強い食事（辛いもの、熱いもの）や硬い食べ物は、術後の傷口に影響を与える可能性があるため、避けるのが無難です。

 

よくある質問（FAQ）

インプラントの手術はどれくらいの時間がかかる？

インプラントの埋入自体は1本あたり30～60分程度ですが、前準備や術後の説明を含めると全体で1～2時間かかることが一般的です。

痛みが出たらどうすればいい？

手術後の痛みは通常、痛み止めの服用でコントロール可能です。
もし痛みが長引いたり、激しくなったりする場合は歯科医院へ相談しましょう。

インプラント治療後の生活で注意することは？

手術直後は、運動や長時間の入浴を控え、消化の良い食事を心がけることが重要です。
また、定期的なメンテナンスを受けることで、長期的に快適な状態を維持できます。

 

まとめ

インプラント手術中の痛みは局所麻酔によりほぼ感じませんが、術後には一時的に痛みや腫れが生じることがあります。
しかし、適切な鎮痛薬の使用や生活習慣の見直しによって痛みは十分にコントロール可能です。
特に、不安が強い方は静脈内鎮静法を活用することで、リラックスした状態で治療を受けることができます。
適切な準備とアフターケアを行うことで、インプラント治療は安全に受けられます。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

室木 貴行 | Muroki Takayuki

北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業

 

【略歴】

 

【所属団体】

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科

『たまプラーザむろき歯科・矯正歯科』

住所：神奈川県横浜市青葉区新石川3-4-18

TEL：045-912-2633

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