医院ブログ
歯列矯正で頬がこけるって本当?原因と対策を徹底解説!
目次
- 歯列矯正で頬がこける原因とは?
- どんな人が頬こけしやすい?リスクが高いケース
- 頬こけを防ぐためにできること
- もし頬がこけたら?効果的な対処法
- 矯正後の頬こけを防ぐためのクリニック選び
- 頬こけに関するよくある質問(FAQ)
- まとめ
たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
歯列矯正を始めると「頬がこけるのでは」と不安に感じる方も少なくありません。
特に、抜歯を伴う矯正や食事の変化による影響を心配される方が多いでしょう。
実際に、矯正治療によって顔の印象が変わるケースはありますが、すべての人に起こるわけではありません。
適切な治療計画やセルフケアによって、頬こけを防ぐことは可能です。
今回は、歯列矯正による頬こけの原因や予防方法、治療後に自然なフェイスラインを維持するコツを詳しく解説します。
この記事を読むことで、矯正治療の影響を理解し、自分に合った適切な対策を知ることができます。
しっかりと対策を行い、美しい笑顔を手に入れましょう。
歯列矯正で頬がこける原因とは?
抜歯による顔の骨格変化
歯列矯正では、歯並びを整えるために抜歯が必要になる場合があります。
特に前歯が突出している「口ゴボ」と呼ばれる状態の治療では、小臼歯を抜くことで口元が後退し、頬がこけたように見えることがあります。
抜歯による頬こけは、歯の位置が後退することで骨格のサポートが減少することが原因です。
そのため、抜歯の必要性については、歯科医と十分に相談することが重要です。
表情筋の衰えによる影響
矯正装置の装着によって咀嚼が制限されることが多く、結果として表情筋が衰えてしまいます。
特に食事中に硬いものを避ける傾向があると、頬周りの筋肉が十分に動かず、頬がこけたように見える原因となります。
長期間にわたる矯正治療では、この影響が大きくなるため、適切なトレーニングが必要です。
咬筋(噛む筋肉)の減少とフェイスラインの関係
矯正治療によって噛み合わせが改善されると、以前に過剰に発達していた咬筋が縮小し、フェイスラインがシャープになることがあります。
特に食いしばりの癖があった人は、矯正治療後に頬のボリュームが減少しているように感じることがあります。
しかし、これは正常なプロセスであり、正しい噛み合わせの維持が健康的なフェイスラインにつながります。
矯正装置による食生活の変化と栄養不足
矯正中は装置の影響で食事がしづらく、柔らかいものばかりを選んでしまう傾向があります。
その結果、十分な栄養が摂取できず、特に脂肪や筋肉の減少が顕著になります。
ビタミンやタンパク質の不足も、頬がこける原因の一つとして挙げられます。
矯正期間中の栄養管理を意識し、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
どんな人が頬こけしやすい?リスクが高いケース
抜歯矯正をする人は注意が必要
抜歯を伴う矯正では、歯の後退による骨格の変化が生じるため、頬のボリュームが失われやすくなります。
特に、顔の脂肪が少ない方やもともとシャープな顔立ちの方は、頬こけが目立ちやすい傾向にあります。
抜歯を回避する方法もありますが、無理に非抜歯を選択すると歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあるため、専門医の適切な判断が重要です。
過度なダイエットと併用した場合の影響
矯正治療中に食事制限を行ったり、ダイエットを並行して行うと、顔の脂肪が減少し、頬こけがさらに目立つ原因となります。
特に、糖質制限や極端なカロリーカットを行うと、顔全体の印象が大きく変わり、老けた印象になることがあります。
矯正中は、バランスの取れた栄養摂取を心がけることが大切です。
年齢や元々の顔立ち(面長・やせ型)の関係
年齢を重ねると皮膚のハリが低下し、もともとやせ型や面長の人は頬のボリュームが失われやすくなります。
特に30代以降の方は、矯正による顔の変化が顕著に感じられることがあります。
フェイスラインの変化を最小限に抑えるためには、適切なセルフケアが重要です。
適切でない矯正計画によるリスク
矯正治療は計画的に行われる必要があります。
適切でない治療計画では、頬こけのリスクが高まる可能性があります。
例えば、歯の移動が早すぎる場合や、歯列のアーチが過度に広がりすぎると、顔のバランスが崩れる原因となります。
そのため、治療計画の段階で十分なカウンセリングを受けることが大切です。
頬こけを防ぐためにできること
食事改善で頬のボリュームを維持するポイント
矯正中は、硬い食べ物を避ける傾向があり、栄養バランスが崩れがちです。
特に、頬のボリュームを維持するためには、タンパク質や良質な脂質の摂取が重要です。
例えば、鶏肉や魚、豆類などのタンパク質を積極的に摂ることで、筋肉の衰えを防ぎ、頬のハリを保つことができます。
また、ビタミンCやEを含む野菜や果物を摂取することで、肌のハリを維持し、頬こけの予防につながります。
表情筋エクササイズの効果的な方法
矯正治療中は、口元の筋肉を意識的に鍛えることが重要です。
「あ・い・う・え・お」と大きく口を開けるエクササイズを毎日行うことで、頬のたるみを防ぐことができます。
さらに、口角を上げるように意識しながら笑顔を作ることで、口周りの筋肉を強化し、頬のボリュームを維持できます。
これらのエクササイズを日常生活に取り入れることで、矯正治療中でも頬こけを防ぐことが可能です。
矯正期間中のセルフケアのコツ
矯正装置の装着中は、口内ケアだけでなく、顔のケアも重要です。
フェイスマッサージを取り入れることで、血行を促進し、頬のハリを保つことができます。
また、頬のこけやすい部分を指で優しくほぐすことで、筋肉の柔軟性を維持し、こけた印象を防ぐことができます。
毎日のスキンケアと併せて、頬のケアを意識しましょう。
咀嚼回数を増やすことでの予防
矯正装置があると食事がしづらくなり、噛む回数が減少しがちです。
しかし、咀嚼回数を増やすことで、咬筋や表情筋が活性化し、頬のハリを保つことができます。
例えば、柔らかい食材をゆっくりよく噛むことや、ガムを噛む習慣を取り入れることで、頬こけを予防できます。
もし頬がこけたら?効果的な対処法
表情筋を鍛えて頬をふっくらさせる方法
頬のボリュームを取り戻すためには、日常的に表情筋トレーニングを行うことが効果的です。
口をすぼめて頬を膨らませる動作や、舌で口内の頬を押し広げるエクササイズなどが有効です。
これにより、頬周りの筋肉が刺激され、ふっくらとした印象を取り戻すことができます。
歯科医と相談して矯正計画を見直すべきタイミング
頬のこけが気になる場合、歯科医と相談し、矯正計画の見直しを検討することも選択肢の一つです。
例えば、歯の移動スピードの調整や、抜歯を避けるプランへの変更などが考えられます。
早めに相談することで、適切な対処法を見つけることができます。
美容施術(ヒアルロン酸・脂肪注入)の選択肢
頬こけが気になる場合、美容施術の検討が考えられます。
ヒアルロン酸や脂肪注入などの施術によって、頬のボリュームを補い、顔全体のバランスを整えることができます。
施術を検討する際は、信頼できるクリニックで医師としっかり相談しましょう。
自然な顔のバランスを保つ生活習慣
頬こけを防ぐためには、生活習慣の見直しも重要です。
十分な睡眠やストレス管理を行うことで、肌の健康を維持し、頬のボリュームを保つことができます。
また、バランスの取れた食事や適度な運動を継続することで、頬のこけを最小限に抑えることができます。
矯正後の頬こけを防ぐためのクリニック選び
経験豊富な矯正歯科医を選ぶポイント
頬こけを防ぐためには、矯正治療の経験が豊富な歯科医を選ぶことが重要です。
顔全体のバランスを考慮した治療計画を立てられるかどうかが、治療後の仕上がりに大きく影響します。
実績のある歯科医は、患者一人ひとりの骨格や噛み合わせの特徴を見極め、頬がこけないような最適な治療プランを提案してくれます。
症例数が豊富で、顔の審美性を考慮した治療を行っている歯科医院を選ぶことが大切です。
治療前の精密検査の重要性
頬こけを防ぐためには、治療前の精密検査が欠かせません。
精密検査の充実度が、治療結果に大きく影響するため、機器が充実したクリニックを選ぶことが重要です。
矯正前にカウンセリングで確認すべきこと
治療を受ける前に、カウンセリングで以下のポイントを確認することが重要です。
治療による顔の変化、頬こけのリスクについて丁寧に説明してくれるかどうか、治療プランの柔軟性があるかどうかなどを事前に把握しておきましょう。
また、カウンセリングの際に、具体的な治療期間や費用、アフターケアについても詳しく聞いておくことで、安心して治療を進めることができます。
頬こけに関するよくある質問(FAQ)
矯正後に頬こけが目立つ人と目立たない人の違いは?
頬こけが目立つかどうかは、もともとの顔立ちや筋肉の付き方、脂肪の量によって異なります。
特に、もともと顔が細い方ややせ型の方は、矯正後に頬がこけやすい傾向があります。
一方、筋肉量が多く、健康的な体重を維持している方は、矯正後も頬のボリュームを保ちやすいです。
矯正後に元の顔に戻すことはできるの?
矯正後に頬こけが気になる場合、表情筋を鍛えるエクササイズや食事改善を行うことで、ある程度改善が可能です。
また、矯正器具の調整や再治療を行うことで、顔のバランスを整えることもできます。
気になる場合は、担当の歯科医に相談し、最適な対策を講じることが大切です。
矯正以外で頬こけの原因になる生活習慣とは?
矯正治療以外にも、加齢やストレス、栄養不足などが頬こけの原因となることがあります。
特に、タンパク質やビタミンが不足すると、筋肉量が低下し、顔のボリュームが失われやすくなります。
バランスの良い食生活を心がけ、適度な運動を取り入れることが重要です。
まとめ
矯正治療による頬こけは、抜歯や表情筋の衰えなどが主な原因ですが、事前の適切な対策とセルフケアによって防ぐことができます。
治療前のカウンセリングで頬こけのリスクをしっかり確認し、信頼できる歯科医院を選ぶことが重要です。
食生活の改善や表情筋エクササイズを取り入れることで、治療中も健康的なフェイスラインを保つことができます。
理想の笑顔を手に入れるために、適切な知識と対策を持って矯正治療に臨みましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業
【略歴】
- ・北海道大学歯学部卒業
- ・恵愛歯科(東京都新宿区)勤務
- ・笠原歯科(東京日本橋蔵前本院)勤務
- ・笠原歯科人形町分院長
- ・むろき歯科医院開院
- ・医療法人社団 貴歯会設立 理事長就任
- ・分院 ふぁみりあ歯科開設
- ・北海道大学歯学部関東同窓会 広報理事
【所属団体】
- ・ITI インプラントAuthorization 取得
- ・ITI member
- ・ITIインプラントスペシャリスト認定
- ・日本口腔インプラント学会会員
- ・厚生労働省認可 社団法人日本歯科先端技術研究所会員
- ・同インプラント100 時間コース修了
- ・同インプラントフェロー認定
- ・インプラントスタディーグループ AOS 理事
- ・韓国KyungHee 大学
- ・Adavance surgery course 修了
- ・インビザライン Authorization取得
- ・アチーブメントテクノロジー
- ・スタンダードコース、ダイナミックコース、ダイナミックアドバンスコース、ピークパフォーマンスコース、ボースウィンマネージメント受講
- ・アシスタントプロスピーカー認定
たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
TEL:045-912-2633
RECENT POSTS最近の投稿
TAGタグ
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2025年 (12)
-
2024年 (16)
-
2023年 (9)
-
2022年 (16)
-
2021年 (19)
-
2020年 (17)
-
2019年 (30)
-
2018年 (19)