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フロスと歯ブラシ、どっちが先?正しい順番と理由を解説

フロスと歯ブラシ、どっちが先?正しい順番と理由を解説

目次

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
毎日の歯磨きにフロスを取り入れている方も多いですが、正しい順番を意識していますか。
歯磨きとフロスの順番によって、虫歯や歯周病の予防効果が変わる可能性があります。
歯科専門家の研究によると、フロスを先に使う方がより効果的なケアにつながるとされています。
今回は、フロスと歯磨きの最適な順番とその理由を詳しく解説します。
適切なオーラルケアを実践することで、虫歯や歯周病を予防し、健康な歯を維持できます。
正しい順番を知り、毎日のケアに取り入れてみましょう。

 

フロスと歯ブラシ、正しい順番は?

フロスと歯ブラシの順番については意見が分かれますが、専門家の推奨は「フロスを先に使う」です。
フロスで歯間の汚れを取り除いてから歯を磨くことで、歯磨き粉に含まれるフッ素が歯と歯の間にも行き渡りやすくなります。
フッ素は歯を強化し、虫歯を防ぐ働きがあるため、この順番を守ることで予防効果が高まります。
歯ブラシを先に使うと、フロスを通した後に余分なうがいをすることになり、せっかくのフッ素が流れ落ちてしまう可能性があります。
正しい順番を意識することで、より効果的なオーラルケアが実現できます。

 

フロスを先に使うメリット

フロスを先に使うことで、歯間のプラークを効率よく除去し、その後の歯磨きをより効果的にします。
研究では、フロスを先に使用した場合、歯と歯の間にフッ素が残りやすいことが確認されています。
特に歯と歯の間は虫歯ができやすい場所なので、順番を工夫するだけで予防効果が向上します。
また、フロスを後にすると、歯磨き後にもう一度うがいをすることになり、フッ素が流れやすくなるため、フロスを先にすることが理想的です。
毎日のケアで順番を意識するだけで、口腔内の健康を守ることができます。

 

歯垢除去率を高めるためのポイント

歯ブラシだけでは除去できる歯垢の割合は約60パーセントですが、フロスを併用すると80パーセント以上に向上します。
特に歯間はプラークが残りやすいため、フロスを使うことで歯周病や虫歯のリスクを大幅に減らせます。

  • ・フロスを使うことで歯と歯の間の汚れを効果的に除去できる
  • ・歯磨き粉のフッ素が歯間まで届きやすくなる
  • ・歯周病や虫歯の予防効果が高まる
  • ・歯ブラシだけでは取り切れない汚れを落とせる

 

正しいフロスと歯ブラシの使い方

フロスと歯ブラシを効果的に使用するためには、それぞれの正しい使い方を知ることが重要です。
まず、フロスを使う際は、歯と歯の間にやさしく入れ込み、歯の側面に沿わせながら上下に動かして汚れを取り除きます。
無理に押し込むと歯茎を傷つけることがあるため、注意が必要です。
フロスの後に歯ブラシを使う際は、歯磨き粉のフッ素がしっかりと歯の表面に残るように意識し、強くこすりすぎないようにしましょう。
また、歯磨き後のうがいは少量の水で行うことで、フッ素の効果を最大限に引き出せます。
正しい方法でケアを続けることで、歯の健康を守ることができます。

 

フロスを習慣化することが大切

日本ではフロスの使用率がまだ低い傾向にありますが、フロスを習慣化することで口腔内の健康を大きく向上させることができます。
最初は慣れないかもしれませんが、毎日続けることで自然と身につきます。
歯科医院で正しい使い方を教えてもらうのもおすすめです。
フロスを習慣にすることで、歯の健康を長く維持し、虫歯や歯周病を予防することができます。

 

まとめ

フロスと歯ブラシの順番は、フロスを先に使うことが推奨されています。
フロスで歯間の汚れを落とした後に歯ブラシを使うことで、フッ素の効果を最大限に活用できます。
また、フロスを正しく使うことで歯垢除去率が向上し、虫歯や歯周病のリスクを減らせます。
正しい順番と適切な方法でオーラルケアを行い、健康な歯を維持しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

室木 貴行 | Muroki Takayuki

北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業

 

【略歴】

 

【所属団体】

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科

たまプラーザむろき歯科・矯正歯科

住所:神奈川県横浜市青葉区新石川3-4-18

TEL:045-912-2633

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