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歯茎が臭い原因とは?放置は危険!今すぐできる対策と予防法

歯茎が臭い原因とは?放置は危険!今すぐできる対策と予防法

目次

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
歯茎の臭いに悩んでいる方は少なくありません。「歯茎が臭いのは病気のサイン?」と不安を感じていませんか?
歯茎の臭いは、歯周病やセルフケア不足などが原因となることが多く、放置すると口臭や健康面への影響が拡大する可能性があります。
今回は、歯茎が臭う原因や対策、予防法について詳しく解説します。
これを読めば、臭いの元を特定し、適切な対策を取ることができるようになります。
早期対策で快適な口腔環境を取り戻し、健康的な生活を送りましょう。

 

歯茎が臭い原因と気になる症状とは?

● 歯茎が臭う主な原因はこれ!5つの要因

原因は意外なところに潜んでいるかもしれません。
以下のような理由が考えられます。

  • 歯周病:歯と歯茎の隙間に歯垢や歯石が溜まると、炎症が進んで膿が発生しやすくなります。
    この膿が臭いの元になることが多いです。
  • ・虫歯:虫歯が進行して神経に達すると、その部分で細菌が繁殖し、膿や臭いを引き起こします。
  • ・被せ物や詰め物のトラブル:詰め物が合っていないと隙間に汚れが溜まり、細菌が繁殖して嫌な臭いが発生します。
  • ・親知らずの問題:親知らずが正しく生えていない場合、周囲に炎症が起きやすく、臭いを伴うことがあります。
  • ・口の乾燥:唾液が減少すると口内が乾燥し、細菌が増えて臭いの原因になることもあります。

こうした問題を放置すると、症状がさらに進行する可能性があります。
早めの対策が安心ですね。

 

● 自覚しにくい初期症状と進行のサイン

歯茎が臭う症状は初期段階では気づきにくく、進行するまで放置されがちです。
次のサインに注意しましょう。

  • ・歯茎が赤く腫れている
  • ・歯茎から出血する
  • ・口内がネバネバする
  • ・歯茎が下がってきたように感じる

これらの兆候が見られたら、早めの対策が必要です。

 

● 歯茎が臭うときに確認すべきポイント

歯茎の臭いが気になる場合、まず歯茎の見た目をチェックしましょう。
赤く腫れていないか、膿が溜まっているようなぷくっとした腫れがないかを確認します。
また、詰め物や被せ物がしっかりフィットしているか、歯間に汚れが溜まっていないかを見直すことも重要です。

さらに、日常的なセルフケアが十分かどうかも振り返りましょう。
歯間ブラシやフロスを正しく使用しているか、歯磨きの際に見落としがないかをチェックしてください。

 

歯茎の臭いを放置することで起こるリスク

● 歯周病の進行による歯の喪失リスク

歯茎が臭う原因が歯周病である場合、放置することで病状が進行します。
歯周病が進むと、歯茎や歯を支える骨が破壊され、最終的には歯がぐらつき、抜け落ちることがあります。
特に重度の歯周病では、治療の選択肢が限られ、歯を抜く以外に方法がなくなることもあります。
歯を失うと食事が不自由になるだけでなく、顔の輪郭が変わることで見た目にも影響を及ぼす可能性があります。

 

● 口臭がもたらす心理的ストレスと対人関係への影響

口臭が原因で対人関係に悪影響を及ぼすケースは少なくありません。
仕事やプライベートで他人と話す機会が多い場合、口臭が原因で人と距離を置きたくなり、精神的な負担が増すことがあります。
特に強い口臭は自分では気づきにくく、周囲に気を使わせる原因にもなります。
これにより、自己評価が低下し、社会生活における信頼関係に影響を与える可能性があります。

 

● 糖尿病や心疾患など健康全般への影響

歯周病は、糖尿病や心疾患との関連があることが知られています。
歯周病菌が血流に入り込むと、炎症性物質が全身に広がり、血糖値のコントロールを難しくする可能性があります。
さらに、歯周病菌が動脈硬化や心疾患のリスクを高めるという研究結果もあります。
歯茎の健康を保つことは、全身の健康を守ることにもつながるのです。

 

歯茎の臭いを改善するために今すぐできること

● 丁寧な歯磨きとフロスの活用法

日々の丁寧な歯磨きが、歯茎の臭いを改善するための第一歩です。
歯と歯茎の境目に歯ブラシをしっかり当て、小刻みに動かして歯垢を取り除きましょう。
また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間に溜まる汚れを効果的に除去します。
これらを習慣化することで、歯茎の臭いを大幅に軽減することができます。

 

● 歯科医院で受けるプロフェッショナルケア

セルフケアだけでは取り切れない歯石や歯周ポケット内の汚れは、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。
特に歯周病が進行している場合、スケーリングやルートプレーニングなどの処置が行われます。
さらに、詰め物や被せ物が原因の場合は、調整や交換が必要です。
適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。

 

● 被せ物や詰め物が原因の場合の具体的対処法

詰め物や被せ物の隙間に汚れが溜まると、細菌が繁殖して臭いが発生します。
この場合、歯科医院で適切な治療を受けることが重要です。

 

歯茎の臭いを防ぐための日常ケアと生活習慣

● 唾液分泌を促す食生活と習慣

唾液の分泌を促すことで、口腔内の自浄作用が働きます。次のような工夫を取り入れましょう。

  • ・ガムを噛む(シュガーレスがおすすめ)
  • ・水分をこまめに摂る
  • ・食事の際によく噛む

 

● 禁煙とストレス管理がもたらす効果

喫煙は歯周病を悪化させ、臭いの原因となることが多いです。
禁煙することで歯茎の健康が改善されるほか、免疫力の向上も期待できます。
また、ストレスが歯ぎしりや免疫低下を引き起こすため、適度な運動やリラクゼーションを心がけましょう。

 

● 毎日のセルフチェックで異常を早期発見

毎日のセルフケアの際に、鏡を見て歯茎の状態を確認しましょう。
赤みや腫れ、出血が見られる場合は、早めに歯科医院で診察を受けてください。

 

まとめ

歯茎の臭いは、歯周病やセルフケア不足、生活習慣の乱れが主な原因です。
早期発見と適切な治療、そして毎日のセルフケアの徹底が、臭いの改善と予防につながります。
歯茎の健康を保つことは、口臭のない快適な生活だけでなく、全身の健康にも寄与します。

「歯茎の臭いが気になる」「なかなか改善しない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ歯科医院へご相談ください。
「歯茎の悩み」に寄り添い、最適な解決方法を提案いたします。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

監修者

室木 貴行 | Muroki Takayuki

北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業

 

【略歴】

 

【所属団体】

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科

たまプラーザむろき歯科・矯正歯科

住所:神奈川県横浜市青葉区新石川3-4-18

TEL:045-912-2633

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