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歯列矯正の期間はどのくらい?装置別の目安と短縮方法を解説

歯列矯正の期間はどのくらい?装置別の目安と短縮方法を解説

目次

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
「矯正って何年もかかるって聞くけど、実際はどのくらい?」と不安に感じていませんか?
歯列矯正は見た目だけでなく健康にも大きく関わるため、治療期間を知っておくことはとても大切です。
歯科矯正は医療の専門分野であり、治療期間は歯科医師の診断と経験をもとに計画されます。
今回は、矯正にかかる期間の目安や治療の流れ、期間を短くするポイントまで詳しく解説します。
「矯正は大変そう」と感じている方も、事前に知っておくことで計画的に進めることができます。
結論として、矯正の期間は個人差はあるものの適切な治療と自己管理で短縮が可能です。

 

矯正治療にかかる平均的な期間は?

矯正治療には平均して3年から4年半程度の時間がかかると言われています。
これは歯を動かす「矯正期間」と、その後の歯並びを安定させる「保定期間」を合わせた期間です。
矯正装置を装着する期間は全体矯正で1〜3年、部分矯正では数ヶ月から1年半が一般的です。
保定期間にはリテーナーという装置を使って歯の位置を安定させる必要があり、目安は2年程度となります。
歯の状態や矯正方法によっても期間は変動しますので、事前に歯科医師との相談が重要です。

 

矯正期間が長くなる理由

歯を安全に動かすには、ゆっくりと持続的な力をかける必要があります。
急激に動かすと歯や歯ぐきにダメージを与える可能性があるため、月に1mmほどのスピードで進めるのが基本です。
矯正中に虫歯や歯周病になると治療を一時中断せざるを得ず、結果として矯正期間が延びてしまいます。
また、装置のつけ忘れや通院を怠ることも期間を長引かせる原因になります。
定期的な通院と日々のケアが、スムーズな矯正には欠かせません。

 

矯正装置ごとの治療期間の違い

矯正の期間は使用する装置によっても異なります。
一般的なワイヤー矯正では1年〜3年程度が目安です。
目立たない裏側矯正も同程度の期間ですが、難易度が高いためやや長くなるケースもあります。
マウスピース矯正は症例によって2ヶ月〜3年と幅が広く、軽度の矯正なら短期間で終えることも可能です。
部分矯正を選択した場合は、治療範囲が限られるため数ヶ月で完了することもあります。

装置ごとの矯正期間の目安

  • ・表側ワイヤー矯正:1年〜3年
  • ・裏側矯正:1年半〜3年
  • ・マウスピース矯正:2ヶ月〜3年
  • ・部分矯正:2ヶ月〜1年半

 

矯正を早く終えるためのポイント

矯正期間を短くしたい場合には、装着時間の厳守や通院のルールを守ることが大切です。
特にマウスピース矯正では1日20時間以上の装着が推奨されており、これを守らないと計画通りに進まなくなります。
また、虫歯や歯周病の予防にも注意が必要です。
以下のポイントを実践することで、矯正期間を延ばすリスクを減らせます。

矯正期間を短縮するための注意点

  • ・装置の装着時間を守る
  • ・月1回の通院を継続する
  • ・毎日の丁寧な歯磨きを徹底する
  • ・虫歯や歯周病を未然に防ぐ

 

保定期間とその重要性

矯正で動かした歯はそのままだと元の位置に戻ろうとするため、保定期間が必要です。
保定期間は矯正期間に比例し、一般的に2年程度が推奨されます。
リテーナーの装着時間を守ることで歯列の安定につながります。
最初は長時間の装着が必要ですが、歯並びが安定してくると徐々に短くしていくことが可能です。
矯正の成功は保定の徹底が大きく左右すると言っても過言ではありません。

 

まとめ

矯正治療は全体で3〜4年ほどかかることが一般的ですが、装置の種類や患者さんの歯の状態によって大きく異なります。
装置ごとの特徴を理解し、正しいケアと通院を継続することで、矯正期間の短縮も期待できます。
治療後の保定を怠ると後戻りの原因になるため、リテーナーの使用はとても重要です。
歯科医としっかり相談し、自分に合った方法で計画的に矯正を進めることが成功の鍵となります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

室木 貴行 | Muroki Takayuki

北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業

 

【略歴】

 

【所属団体】

 

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住所:神奈川県横浜市青葉区新石川3-4-18

TEL:045-912-2633

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