医院ブログ

矯正中の歯の痛みはいつまで続く？対策と痛みの原因も解説

矯正中の歯の痛みはいつまで続く？対策と痛みの原因も解説

目次

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「たまプラーザむろき歯科・矯正歯科」です。
矯正治療を考えているけれど、「痛みが心配…」とためらっている方も多いのではないでしょうか？
歯列矯正は歯を動かす治療であるため、一定の痛みを伴うことがあります。
特に初めて矯正治療を受ける方にとって、痛みがどの程度続くのか、またどのように対処すればよいのかは重要な疑問です。
矯正中の痛みは歯が正しい位置に動く過程で起こり、治療の進行に欠かせないサインでもあります。
今回は、矯正中の痛みの原因や具体的な対処法、さらに痛みを軽減する工夫について詳しく解説します。
正しい知識を持つことで、矯正治療を前向きに受けられるようになり、より安心して理想の歯並びを目指す一歩を踏み出しましょう。

 

矯正治療の痛みの原因とは？

矯正治療中に痛みを感じる主な原因は次の通りです。

  • ・歯の移動による痛み
    矯正装置が歯に力を加えることで、歯根膜や歯周組織が圧迫され、痛みが生じます。
    痛みは装置装着後3～6時間程度で始まり、2～3日目がピークとなります。
  • ・装置が粘膜に当たる痛み
    ワイヤーやブラケットが舌や頬に当たることで、口内炎ができる場合があります。
  • ・咀嚼時の負担による痛み
    硬いものを噛むと、矯正中の歯に過剰な圧力がかかり、痛みが発生することがあります。

これらの痛みは一時的なものであり、通常1週間程度で落ち着きます。

 

痛みを軽減するための具体的な対処法

矯正治療中の痛みを和らげる方法を以下に紹介します。

  • ・冷やす
    頬の外側から冷やすことで、炎症を抑えて痛みを軽減できます。ただし、冷やしすぎないよう注意しましょう。
  • ・柔らかい食事を選ぶ
    硬いものを避け、スープやおかゆ、バナナなどを摂ると良いでしょう。
  • ・矯正用ワックスを使用する
    装置が口内に当たる部分を矯正用ワックスで保護すると、違和感や痛みが緩和されます。
  • ・痛み止めを適切に使用する
    市販薬のロキソニンやイブプロフェンが効果的です。ただし、頻繁に服用する場合は歯科医に相談してください。
  • ・歯科医院で相談する
    装置の調整が必要な場合があります。我慢せずに歯科医師に相談しましょう。

おすすめ記事
インプラントを長持ちさせるメンテナンス方法とは？
矯正治療中の生活やケア方法について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

 

矯正治療中の痛みが続く期間

痛みの感じ方や期間には個人差がありますが、一般的には以下のようなタイミングで痛みが続きます。

  • ・装置装着直後
    痛みは3～6時間後に始まり、2～3日目がピークとなります。この期間中は、矯正力が歯にしっかり伝わっている状態です。
  • ・ワイヤー調整後
    調整後も数日間は痛みを感じる場合がありますが、徐々に緩和されます。
  • ・食事時
    特に硬いものを食べる際に痛みを感じることがありますが、食事内容を工夫することで対応可能です。

1週間程度でほとんどの痛みが和らぐのが一般的ですが、1週間以上痛みが続く場合は歯科医院に相談してください。

 

矯正中のおすすめの食事

矯正中の痛みを和らげるためには、食事の選び方が重要です。

  • ・柔らかい食品
    おかゆ、リゾット、スープ、ヨーグルト、プリン、ゼリー
  • ・繊維の少ない食品
    卵料理、魚のすり身、蒸した野菜
  • ・噛む必要が少ない食品
    豆腐、バナナ、スムージー

硬いものや粘着性のある食品（せんべい、キャラメルなど）は避けましょう。

 

装置別に見る痛みの感じ方

  • ・ワイヤー矯正
    歯を強い力で動かすため、痛みを感じる場合があります。しかし、治療が早く進むメリットがあります。
  • ・マウスピース矯正
    取り外し可能で、装置が粘膜に当たることが少ないため、痛みを感じにくい傾向があります。
  • ・裏側矯正（舌側矯正）
    装置が舌に当たることで痛みを感じる場合がありますが、装置が見えないという大きな利点があります。

 

Q1. 矯正中、一番痛いのはいつですか？
装置装着後や調整直後に痛みがピークとなることが一般的です。
2～3日で軽減します。
Q2. 痛みが治まらない場合はどうすればいいですか？
痛みが1週間以上続く場合は、装置に問題がある可能性がありますので、歯科医院に相談してください。
Q3. 硬いものはいつから食べられるようになりますか？
痛みが治まれば通常の食事が可能ですが、矯正中はなるべく硬いものを避けたほうが良いでしょう。

まとめ

矯正治療中の痛みは避けられない部分ではありますが、原因を知り、適切に対処することで大きく軽減することが可能です。

柔らかい食事や矯正用ワックスの活用、歯科医への相談を通じて、快適な矯正生活を送りましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

室木 貴行 | Muroki Takayuki

北海道大学歯学部を卒業後、恵愛歯科および笠原歯科に勤務。その後、笠原歯科人形町で院長として勤務し、1998年にむろき歯科医院を開業、さらに分院としてふぁみりあ歯科を開業

 

【略歴】

 

【所属団体】

 

たまプラーザ駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科

『たまプラーザむろき歯科・矯正歯科』

住所：神奈川県横浜市青葉区新石川3-4-18

TEL：045-912-2633

たまプラーザむろき歯科･矯正歯科

CATEGORYカテゴリー

RECENT POSTS最近の投稿

TAGタグ

ARCHIVE月別アーカイブ