医院ブログ

根管治療の前進

歯科治療の中でも頻度の高い根管治療。虫歯の進行が進み神経を取った後、その歯の神経の管の中を消毒するのですが、管の形態が複雑であり細かく枝分かれしたり湾曲して治療出来ない管もあったり、どうしても十分な治療が物理的に不可能な問題があります。結果、感染や痛みの再発が一定の確率で起きてしまいます。しかしこの消毒殺菌をより高いレベルに持っていく事が出来るかもしれない機械が開発されました。高周波の電気を使い１〜3秒程度の短時間根の中に通電させ超高温にして殺菌するというもの。我が母校の北海道大学の歯内療法科の菅谷教授が開発に携わり製品化されました。新しい機械や治療法がどれだけ有効かは時間が経ってみなくては分からないものですが、有効ならば画期的な進化なので使ってみようと思います。

たまプラーザむろき歯科･矯正歯科

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