以前は歯科での治療が痛いので、虫歯をそのままにするか治療に行くか迷うと言われる方もいらっしゃいました。完全に痛みが伴わないというのは正確ではないと思いますが、通院するのが躊躇されるような痛みを伴う治療をする事はないようにしています。

虫歯が進行し、歯髄に達しているひどい虫歯は歯を残すために根管治療を要します。歯の神経を取る治療の他、症状によっては、神経を残す治療、感染した根管の細菌のみを取り除く治療、外科的歯内療法といった方法がとられます。

歯肉とよばれる歯の周りの歯茎や歯を支える骨がとけてしまう病気です。歯肉の辺縁が炎症して赤みが出たり、腫れたりすることがありますが、痛みを伴うことは稀です。
さらに進行すると膿が出たり、歯がグラグラと揺れるようになります。

虫歯や歯周病のリスクを早期に発見することで負担を軽減することができます。若いうちから予防治療を受けるという習慣をつけることにより、適切なブラッシング方法を学べ、将来的に歯を失うリスクを大幅に減らすことができます。

子供の虫歯治療は、大人の虫歯治療とは大きく異なります。歯の生え変わりやそれによる噛み合わせの変化、心の発達に合わせた配慮を行っていくため、より専門的な知識、技術、設備が求められます。

子供の矯正歯科治療は、2期に分かれています。1期治療は、5～6歳頃から10～11歳頃の乳歯と永久歯が生えている”混合歯列期”に行うものです。2期治療は、永久歯が生え揃う11～12歳以降に行う治療のことです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用し治療を行います。透明で取り外しができるマウスピース型の矯正装置を用いて行う矯正のことです。ワイヤーや器具を使用しないため、痛みが少なく、付けているのがほとんど分かりません。

失われた歯を補う治療法の一つです。歯がなくなった際、以前は隣の歯を削ってブリッジにしたり隣の歯に金属を引っ掛け、周りの歯を痛めてしまうということがありました。そういう観点からインプラントは周りの歯に負担をかけない歯の予防治療でもあると言えます。

入れ歯は、虫歯や歯槽膿漏、外傷等により失われた歯や歯肉を回復するために用いる取り外し装置です。歯のない部分の粘膜の上に乗るピンク色の義歯床などからできています。

口腔外科は、口の中と顎、顔面、そしてその隣接組織に現れる先天性・後天性の疾患を扱う診療科です。口腔外科の範囲には、歯が原因となるものから、癌まで、多くの疾患が発生します。

笑ったときに美しく見えることはもちろん、「噛む」「話す」といった正しい機能により、お口の健康と患者様の心のケアを増進し、本当の意味の“美”を継続していくことを目的としています。